こんにちは。

エンパスの特徴として、自身は言葉ではあまり自分の気持ちを語らない癖に、人に対しては、「言葉で測りたがる」習性を持っています。
自分の感覚が人にも「普通にある」もんだと思っていますから、エンパスがいつも、地獄の目を見るのは、「人の言葉」とその裏に見える「人の気持ち」のギャップに混乱してしまうからでしょう。

日本人は非常に「本音」と「建前」の使い方を二枚舌のように使い分ける種族です。大人になると、本音で語る人はあんまりいません。かなりの確率で「実は・・・」って言い出すのが多いのです。もしかしたら、実は・・・も言わないかもしれません。

で、エンパスは、人の「建前」を理解してしまい、その裏の「本音」が見えた時に混乱するんですね。
TPOや、空気を読むには抜群のエンパスですが、うまく行かない時があります。それがこの「本音」と「建前」の二枚舌の場合や、あまりに人の本音ばかり見えてしまい、その人が、どっちだか分からなくなって、とりあえず、全てシャットアウトしてしまいがちです。

極端に見えるかもしれませんが、エンパスは普通にどんな人の本音でも見抜くので、混乱するんですよ。「言葉ではこういった。」「言葉ではあぁ言った。」けれど、エンパスが、その時囚われてしまいがちなのは、

「木を見て森を見ず」

のそのまんまの状態なのです。

木とは言葉。森とは、相手の本当の願い。

人は基本的な本能では、「他の人間と揃いたい」という欲望があります。ですから、実際の希望はそうじゃなくても、つい場に乗るための防衛本能で、違う事も申します。

で、そんな事に囚われて、何を聞いて何を信じたらいいのか分からなくなります。自分の考えている事が物凄い愚かなことに思えだしてきます。普通はそんな感じです。それを、「視野が狭くなる」と申します。
自分は、その場にいて、人が口では「XXXだよね」と言いながら、全く違う事を考えているのを、エンパスは知っています。そのギャップにおののきます。ついでに言えば、人を信用できなくなります。

なるべく、表裏のない人とだけ付き合いたいと願うようになります。そして、隠遁します。下手すれば、人の思念がない時だけしか出れない事もありますし、とにかく不信感で一杯で、身動きが取れなくなります。

視野が狭くなる時は体の向きを変えるといいのですが、この場合、エンパスは視覚とか聴覚とか皮膚感覚とか嗅覚の中でどれかで不特定多数の感情を受け止めるのですから、千手観音になる以外の方法を模索していきましょう(実際にこんな風に手が生えていたら、困るでしょう)。

その中の一つのメソッドが、先日紹介したグラウンディングの方法です。思念が流れていくなら、思念を自分も流せばいいんです。無茶な計画ですが、本を読んだり、音楽を聴いたり、予定を忙しくする等と、意外と簡単には出来ます。

それ以上に今回対応しなければならないのは、人には2面性があって当たり前だという事を理解する事です。逐一、人の行動を見て、あれはどうだとか考える必要などありませんが、自分にだって、本当は2面性があるんですよ。どんな人にもあります。
2面以上ある人もいます。で、それがいい、悪いではなく、それは本能で持ちえる「防衛機能」であって、だからそれを使う人が皆「邪悪な存在ではない」と学習しなければならないでしょう。

本当の意味で、全く曇りのない人など、あなたを含めて世の中には居りません。それには、自分の二面性を認める事から始めていきます。自分にだってある。だから、人にあって当たり前ではないエンパスですが、人の中を感応しても、動揺しない術があります。

それがこの、人には多面性があるという自身の中における一文明記です。

だからと言って、全てが邪悪ではないかと言えば、世の中は意外に、邪悪な人が多いですよ。で、巧妙な嘘もつきます。その鍛えられ方は、小さい頃からの環境もあります。環境が無ければ、実践もありえませんから、経験値の高い邪悪な人は、環境が大体根底にあります。ただ、邪悪も人間です。一個の認められたいと願う人間です。ただ、その手法がエンパスの心を引き裂くほど、かなり「非常識」なんですよね。

エンパスは、感応できるから、その人の邪悪性は見抜けます。ですが、問題は、言葉に囚われて、邪悪にばかり吸い寄せられる人です。うわべの言葉しか見ていないから、簡単に騙されます。

気がついたら周りが皆邪悪だった・・・・。

どういうわけか、周りが邪悪ばかりになった人は、自分の事を一度は良く深く考えてください。木ばかり見ていませんでしたか?自分の周りの森を見たら、邪悪な森になっているのが、一番愚かな事です。本来、自身が避けたかったのは、どんな事だったんでしょうか。
自分の現実逃避を一番にしていたから、「類友」が集まってきたのですよ。

あなたはどんな所で休息したかったんですか。

でも、お気の毒様は、見抜かれないと信じ込んでいる邪悪です。頭から突っ走れば何とかなると信じてやまない邪悪です。脱兎さんのように、皆に逃げられて、孤独が嫌いな余りに、ありの巣地獄を作ったのに、うまく行かなくて、舌打ち打っているのが邪悪です。

繰り返しますが、「本音」と「建前」が使い分けられる事は、自分にとっては「保身」すなわち防衛本能です。
大人になって、学生時代のような友人ができないと不満を漏らす人もいますけれど、基本的に学生時代のようなあの付き合いはありません。少なくとも、家庭環境は違えど、同じクラスだった学生時代と、家庭環境もその後努力で持てたステータスを加味したら、あなたは、本音で向き合いたくても無理なのではないですか。
子供の数、世帯年収、住んでいる場所、その人の仕事、全てを加味して、それでも対等に話せる人が欲しいというのは無理でしょう。
特に、子供の場合、受験があります。年次が違えば、色々アドバイスをくれますが、年次が違っても、混乱させるアドバイスをし、逆にいじめる人もいます。同じ年次なら、「情報」は出回りません。出た情報は、あなたを焦らせるためのものです。
子供がいなければ、対等なお付き合いができると思いますか。家族の収入によって色々変わってきます。
それに、人は、表面だけで対等な付き合いは、「建て前」で行うのです。

だから、どうぞ、人の多面性を見抜いて嫌うことなく、自身にもあるのだという自覚を持って挑んでください。木を見て森を見ず、森を見て木を見ず、そんな事の無いように自身をよくしっかり見てください。


あなたも森の一人なんですから。



オンナの建前⇔本音翻訳辞典2 [ 日本女性言語学会 ]
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2014-04-29(エンパスは、実はこんなところから相手の本音を読み取ります。観察眼がいいんですね。そこで思うのは、他人を見る時は、適当に向き合えばいいんですよ。向き合い方が、重すぎるんです)