泥に咲く花
庭りか
秋田書店
2013-05-31


こんにちは。

誠実にしていても、結局世の中は理不尽が多い。

這い上がろうとしても上がれない、底なし沼のような、足を取られて動けない泥沼のような状態で、生きている。

その中で、泥から立ち上がることばかりを考えていないで、泥から咲き上がることを考えるようにしている。

 

一歩抜けると、そこには、何もない。

 

今まで奇跡を起こしてきた人が、沢山エッセイを残すけれど、その中を紐解いても、よく読むと、彼らは結局、山の頂上に到達したんじゃなくて、山の頂上に見えたところで、納得してしまったんだなと思う。

山の頂上は、きっと、誰も行ったことがないはずで、今回の自分は、山の頂上には、どんなに頑張っても、届かないのではないかと思うことがある。

 

見えない頂上を目指して、沢山の人が山を登り、その中で、そびえ立つ峰に諦めを思う人がいたり、ストイックを極めて頂点を目指す人がいると思う。

 

だが、本当の山の頂は、誰の目にも見えないのではないかと思う。

 

だからこそ、泥の中を這いまわるような生活の中で、一見、根が張っていないような生活の中で、不安定さが極まりない人が多くいる。けれど、皆、実は、目指しているところは同じで、同じだけれど、やり方やアプローチや、その時々のイベント発生が違うだけなんだろうと思う。

お金で買える幸せも、お金では買えない幸せも、両方味わわないと、味わってみた感じは分からない。

でも、幸せも、どこからどこまでが幸せですという明確な定義がないからこそ、人は、形に見える何かにすがるのだろう。

 

あなたも、わたしも、泥の中。

 

そこから咲く花になった時、どんな風景が見えるだろうか。

 

咲いた時は、もう、次の花目を咲かす事に熱中するのではないだろうか。満足しない生活こそ、伸びる鍵なのではないか。

愚痴をこぼす前に、今、やれることを洗い出してみて、やってから考えよう。残っていることがないか探すほうが、できないことを愚痴るより、遥かに前向きな形で、あなたを強くし、あなたの生活を素晴らしくしてくれる。

 

 

すべての山に登りなさい(過去ログ参照)