こんにちは。

いや、いるんだ、こういう奴。

「死ねばいいのに」とか言って、本当に相手が不思議と「事故に遭う確率を高める」奴。

 

こいつら、全力で、どうにもなんないね。顔見ているとわかるよ。顔つきに出ているもん。

裏表があるような奴って顔に出るんだよ。上には、擦り寄ってすげー猫なで声で接するくせに、自分が下だと認定した相手には、もう、人間扱いしない奴。

反社会的な要素盛りだくさんの奴。こういう奴、大体、外で揉め事よく起こす。ついでに言えば、こういう性質だと、必ず晩年、孤独死するから見ててみな。

 

いやはや、思い通りにならないヤツに対して、呪いを送るような奴、もう、救いようないね。呪いが送れちゃうところが、ブラボーなんだけれどさ、(褒めてどうする苦笑)呪い送っても、意味ないよ。返されたら、結局は我が身に帰るしね。周りは意外と、見ているもんなんだよ。

 

そこで、ひとつだけ、不思議な話をしようか。

絶対墓まで持って行こうかと思ってたんだけれどね。

入院してた時、入院する時自体に、自分に災厄ってのがべったり張り付いててね。取れなかったんだよ。それで、どうしようか考えて、それで、入院しちゃったんだよね。まぁ、入院すればするほど、ドンドン貼り付くんだよね。しかも、両隣を挟まれた狭い中で、ひとりでいるわけ。

片方の隣は、なんか嫌なカンジがするんだよね。いや、嫌な感じとかじゃなくて、明らかに変なんだよ。

まぁ、性格にも難があったんだけれどね。それで、それらが、全部こっちにくるわけ。

 

それで、ある日、あんまり頭にきて、そうだ、一手に引き受けるんじゃなくて、人に移してみたらどうなんだろうって思ってね。

 

そんで、頭にくる方の人間に向かって、流したんだよ。

 

 

 

流して、一分くらいで、相手が、急に具合が悪くなってね。苦しいとか言い出して。元々、詐病気味な奴だったので、訴えても、医師の反応はなし。看護師も来ない。それで、わたしは思ったわけ。「ふうん。災厄って移動するんだ。」

 

それで、んじゃ、この際、病院だし、何かあっても、医師が責任とってくれるから、まぁ、全部流しちゃうかと思って、そいつに流したんだよ。

それで、流しきって、ブロックバリアを貼って、スッキリしてトイレに行ったんだよね。

 

トイレに行って帰ってきたら、妙に病室が騒がしいわけ。

 

そしたら、わたしの、反対隣の人が、起き上がってお茶を飲んでたんだけれど、心臓止まっちゃったんだよね。一瞬だったそうなんだけれど、医師と話を している間に、瞬間で、止まったんだそうなんだよ。それで、モニタリングしている看護師が慌てて飛んできて、よくよく、その人に尋ねようとしたら、もう、 答えられない。

 

それで、わたしが帰ってきて、自分のベッド見たらさ、仕掛けが壊れてやんの。

 

元々流した詐病っぽいやつは、結構なそれでも跳ね除ける力というか、そもそもが、術師になってもおかしくないほどの強さを持っているんだよね。それ で、恐らく、一瞬やられたけれど、跳ね除けた。跳ね除けて、わたしの簡易システムを壊し、簡易に仕組んだ仕掛けを物理的に壊し、そんで、その向こうの人の 心臓を止めたんだよね。

 

偶然だと思うかい?偶然にしちゃ出来すぎだね。

 

だから思ったよ。やや、こりゃ、本気で災厄というものは、取り扱いには気をつけないとと。でもね。結構、通常の人のアンテナで拾える災厄ってのは、 風呂入ったり、美味しいもの食べたりすると取れちゃうんだよ。それ以上はね。ある程度、自分が強くならないとはねのけられないんだ。

それは、修業をするとかじゃなくて、毅然とすることなんだね。つけこまれない凛とした佇まいを見せることが必要なんだよ。

 

まぁ、ちょっとした実験だったんだけれど、驚いてね。

結局、まぁ、そもそも、その心臓を止められた人は、医者がちゃんとケアをしなかったのが悪い。だから、ソッチのほうが悪くて、隙があったんだよね。

 

でも、災厄って結局、そういう感じでなすりつけることは出来るんだ。

そんなことするような奴には、なりたくはないけれど、どうしようもないときは、みんな、神社や寺で落としてくるでしょう?良い感じの森や山で落としてくるでしょう?結局そういうのって貯まるんだよ。浄化出来るだけの場所ならいざしらずね。

だから、今日も地下鉄の駅は、やっぱり淀んでて、そんなのを常に美しくご清浄にキープする策なんてない。ついでに言えば、裏表の激しい、いやらしい奴をどうしようと思っても、どうすることなんてできないよ。そいつらは、それで、少しずつ、精神的にネジ曲がって生育して、

 

巷的に言えば、ボーダーラインだね。

 

だから、人格障害なんて治しようがないし、そもそも、そいつは、結局は惨めな生活をおくるしかない。化けの皮なんて幾らでも剥がれる。まぁ、ほっとけ。

 

ほっとけないような状態になったら、あんたの負け。

 

 

美味しいものでも食べるとか、好きな音楽聞くとか、どこか行くとか、幸せになると、そんなの忘れちゃうよ。

馬鹿は死んでも治らない。だったら、放っておくのが一番だよ。そうやって、見捨てられて、哀れなざまになっても、知らねーってことよ。最後は自分の送った呪いとともに死んでいけ。それが、責任を負う真の大人の生活ってもんだろ。

 

 

 

図説 日本呪術全書
豊島 泰国
原書房
1998-09

呪いと日本人 (角川ソフィア文庫)
小松 和彦
KADOKAWA / 角川学芸出版
2014-08-14