こんにちは。

ところで、幾ら適職についても、「同僚」や「上司」によっては、大変なブラック企業と化する場合がある。忙しくなって短期で雇った「派遣」に、職場を掻き回される人もいる。他には、部署移動として、人事は人を見て雇っていないし、人事配置をどう考えているのかと、心から苦痛を感じ、「訴える」法に出る人もいるだろう。

社会には、「ケミストリーマッチ」という説があり、この人が、この上司、この同僚でどう化けるのか、そこを見ている人事も割と多い。つまり、あなたが分からないあなたの未知の分野に対して、大きく石を投げかけるのも彼らだし、その石を受け止めかねて、あなたが潰れても何とも思わないし、あなたがより成長すれば、会社の為になると考える、実に厳しい話である。

同じ分野の会社でも、体育会系から弱弱しい調査系まで結構、会社ごとにカラーは違う。しかし、今の世の中、誰もが心を病まずに、長いことお勤めできる場所を探して、相手の椅子を蹴飛ばすような世の中である。その目に見えない戦いの中で、疲弊する人は多いと思うが、これもひとつの時代の流行なので、頑張っていただきたいと思う。

ちなみに、わたしは今現在47歳である。
果敢に挑戦し続けて、記憶力は相変わらず非常によく、セレンディピティを十分に使うことができる。しかし、ここまで到達する前に、身体はお釈迦寸前である。丁々発止で仕事をしてきたので、丁丁発止ではない処で、急激に精神的にストレスを感じることもある。

また、仕事本体には責任感は強いが、同僚に関して真摯に相談に乗らない面が強い。同僚の質問は、堂々巡りしていて、結局、その人たちは、「場所を変える」ことで、適職を探そうとしている一面が見受けられる。
どこへ行っても、ブラックな職はブラックである。
ただ、ひたすらに、それをブラックと思わず、千本ノックをお願いしますと言い続けて、60を越えられるのかと考えると、普通の人は難しいと思のだろう。
だからこそ、今、人は安定したお勤めを探し、無理のない仕事を探し、そういう仕事の「倍率」が上がるのだろうと思う。

年を取ると精神的にも肉体的に弱くなる。まして、ついていかない記憶力で、50を過ぎた主婦が、勤めに出ようと考えても、慣れていないからこそ採用に至るまでが難しく、投げ出してしまう人も多いと思う。
記憶力を多くすることは、ある程度訓練を受ければできる話だが、せめて減らない様にしていかないと、職場から、嫌な思いをさせられる人も多いだろう。記憶力は、メンタル面による部分が非常に強いので、記憶力を維持できるということは、メンタル面の問題をある程度自分なりに昇華できた証である。
あなたの記憶力が減るのはなんでだろうか、単なる加齢だろうか、体の不調に伴うメンタル面が響いていないか。

新しいことに挑戦するのは、若い人でさえも躊躇することだろうと思う。もう若くはないけれど、どこまでできるのか、自分で自分に挑戦する気が起きなければ、奇跡は起きないと思っている。

攻撃は最大の防御なり。
脳トレ以上に、興味を持つ何かを探さなくては、きっとあなたは、脳から老いてしまうだろう。そして、歯がゆく思って、精神が稚拙になるだろう。

人生は、達成感の連続で伸びる。あなたの器質と気質にあった仕事でも、ずっとそこにいればよかったのかと言えば、必ず、ダメになることは訪れたと思う。あなたが、そのことに弱すぎたから、そこにいられなかったのだ。そう考えて、次へ行こう。
「運」は、待ってくれないのだから。


マンガでやさしくわかるメンタルヘルス
武藤 清栄
日本能率協会マネジメントセンター
2014-03-21