こんばんは。

ここの所、幾つか、宗教関係を考えてみて、約束された理想の土地を目指して私達は進んでいったはずで、拘束される事ほど、ひどいものはない。搾取されるものほど、ひどいものはないって思っていましたが、認識から改め始めました。

実際、搾取されたり、拘束される事に、幸福感は増す。

それは何でかと考えたら、最終責任を負うのは人は嫌がるんでしょうね。お国柄もありますけれどね。日本の場合は、平等一列を尊んで、抜きん出たら、足を 引っ張り、落ちこぼれたら、蹴飛ばして進んでいくんですね。けれど、ソビエトなどでは、共産圏にて、機会均等ではある。けれど、抜きん出た存在って、結 局、裏手でずるい事をしている人間たちが多いんですよ。だから、ロシアの人たちは、抜きん出ようとする人たちを、滅茶苦茶に叩くんですね。

けれど、日本、今の世界を考えても、完全無欠って事はない。大体、青少年の頃に、悪の一つもやっていないような「面白みのない人間」を生産するようになっ てきた。面白みのない人間は、考えに柔軟性がないので、創造性も豊かではありません。けれど、そこへ、面白みのある人が、参加して抜きん出ていくと、これ また、その面白みのある人の「欠点」を、徹底的に叩いて、沈めようとするんですよ。

前に、こういう現象を、モチモチシステムから、モモンシステムって名づけた事があるんですけれど。

上空へ飛び上がって、さーっと通っていこうとすると、下から、僻みや妬みのモチモチした、モノがぶわっと湧き上がっていって、その上空のモノに「ペタリ」 と張り付いて、意地でも引き落とす。こういう状態に、今の日本はなっているような気がするんですよ。汚職とか、脱税とか、とにかく、金持ちが、海外に隠し た財産まで追求したがる。そして、抜きん出た存在が出ようとすると、あっという間に、それを叩きネタにして、ドンドン叩いて、引き落とすわけですよ。

その癖、自分達は個性的ではないのかって言われると、IPHONEのカバー一つや、携帯のデコレーションひとつに、一々個性を追求したがるんですね。携帯 を持っているって前提で、そしてその携帯に「役に立たないデコレーション」にて、自らの個性を競い合う分には、日本人の心象はいいんですよ。けれど、それ が、携帯が、新機種どころか、めっちゃ要素を盛り込んだハイスペックでとか言うと、もう、心中穏やかにはいられないんですね。

宗教を信じる人たちが住むと言うエデン。そこでは、どんな個性でも、どんな人種でも、どんな親を持っても、どんな浅ましい自分でも、機会均等に与えられる。何が与えられるのかって言われたら、「役に立たない自由。」

それを選択したからと言って、「生死に関係ない」「利益に関係ない」自由。

それが機会均等だって、ソビエトの人は思ったんでしょう。けれど、アメリカの人は、機会均等=自由だと思い、何でも自由にする事を前提に、チャンスは与え られるとしてきました。別に三食食べる必要もなく、別にタコスである必要もなく、けれど、シリアルだけでも、数百種類あるような、自由。あなたが、前に進 む事も自由。あなたが、後ろに進む事も自由。

その自由が多くなりすぎて、一体何をしたらいいんだか分からなくなっちゃったって人が、ユニテリアンや、無神論者の中で、鬱に陥る人なんでしょうね。

救世主や、一発逆転を求めたくても、大体、国自体が今、破産の危機でね。制度がいい加減だったツケさえ、払いたくても払うお金がない。だから、民間にあるわけがないんですよ。けれど、その厳しい状態を、人は、「神様」に責任を投げて暮らすと、暮らしやすいんですね。

自ら絶対に、最終責任を負いたくないと思う人ばかりの日本。最も、最終責任の取り方さえもない。

今までを責めても、前には進まない。前に進む為に、圧倒的に弱いスペックの人は、結局、底辺から始めていかなくちゃならない。底辺って、簡単に言いますけ れどね。ほんと、そこへ落ちたら、どうしようもないんですよ。生活保護なんか、受けて、自立できる人もいない。なんせ、元々、生活保護に、「自立支援金」 の貸与もないんでね。負のスパイラルって、凄く冷えているんですよ。

それを、どうそこにいるストレスをかわすかって考えたら、やっぱ、すがっている方が、楽なんじゃないですかね。ただのん気に、役に立たない利益にならない自由を謳歌している分には、責任は発生しませんからね。

エデンから逃げ出した無神論者、ユニテリアン等は、「最終責任」を持って「自己責任」の裁量にて、自分の利益を増やしていく事もできるし、減らしていく事もできる。けれど、エデンの住人は、そんな事を期待しない。

今のままでいいから、責任のないところで「自由を楽しみたい。」。

宗教に関して、何もかもが何千年経っても平行線なのは、明白じゃないでしょうかね。





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(ドイツ人のお坊さんから見た、日本人の宗教観)
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(なんだ、かんだ言っても、好きなのは、宗教。理由:納得できない理不尽が多すぎるから)