こんにちは。

正直な事を言わせて貰おうと思う。自身で霊だの何だの言う割には、実は守護霊というものや、前世については、現在自分が客観的に、過去の人物に当てはめて、どのようなテンプレ的生活を送っているかのバロメーターであるとしか、捉えていない。

つまり、客観的に冷静に、第三者が見たときに、自分がどういう生活を送っているように見えるのか、そのレッテルに過ぎないと、科学者である自分ではそう思 わざるを得ない。けれど、心理学を学ぶ面で、そのレッテルが、実は自分の後の可能性を潰すことになるのではないかと考えてきた。重く受け止めすぎると、テ ンプレから外れた自分ならではの、オリジナリティを失ってしまう。

さて、随分めんどくさい事を言っているが、簡単に言うなれば、今のあなたは、外見もさることながら、やっていることが、「過去に生きたこういう人と同じ道 を歩んでいる」と言うのが前世療法で、「今のあなたが、迷い、さまよっている事に対し、それを一緒に学び続ける存在」が、守護霊であると言えるのだが、人 間、自分に特定のレッテルを貼りたがる。

鬱ですといわれれば、鬱ではない人でさえ、鬱っぽくなってしまう。強い人ですねと周りが思えば思うほど、強くもない人が強さを演じる。けれど、実際、追いつかないメンタリティが、ひずみを生ませる。

そのまま、レッテルを貼ると、結局、人は前にも書いたように、顔に「その考え」が浮き彫りになる。迷っている人は、迷いが「顔に出る」し、不安定な人は 「不安定さが顔に出る。」人をさげすむ人は「選民意識が顔に出る」。結局、自分の顔など、幾ら整形手術を重ねようと、持って培った今のだらしなさが、その まま「顔に出る」のだ。しわがあろうが、年齢を重ねることを美しいと思えない人程、劣化が早いのも納得だ。

さて、前世や、守護霊や守護神に、自分があやかりたい一面は誰にでもある。無意識の中で、そのような強い存在に、自分が見込まれ、自分がご加護をいただけるという、甘く切ない「選民意識」に、人は夢中になりやすい。

けれど、よく考えて欲しい。ここでつい最近出てきたトラベルジュエリーの話を。 人は、それが本物の宝石か、そうではないかを論議する前に、既にその石の中に光った青いシラーにて、ピンクから青を想像して、いとも簡単に、「皇女」とい うイメージにたどり着く。つまり、物事、簡単にバイアスがつきやすい。しかも、他の人は、「これ、本当に石なのかな？プラスチックではないの？」と思って も、それは言わない。

集団に置いて、グループ力学という、グループの中で意思決定をすることがあるのだが、他の人が強く、「これにはお姫様が青い瞳に涙を流している」と言え ば、いとも簡単に、「そういうものなのかな」で引きずられていく。ちょっと待って、それ、本当に天然宝石なの？って存在は、集団の暴走を抑えるのにいつも 必要な存在だが、正直、盛り上がりにかなり欠ける人間ではある。

最初から、人は正しいことを言うとは限らない。じゃー、前世ってないんだとか、守護霊って、どうでもいいの？って思う人もいるが、あれは、あくまで、現状 のあなたのステータスを、擬人化というか、擬神化したものではないかと、科学的には考えることが出来る。そういう意味では、その時は真摯に、なるほどと思 えばいい。けれど、「そのモノを感じて生きていこうと思えば、あなたの可能性は、そこで止まる」のだ。

だから、レッテルを貼るな。ステータスは現状の自分をそう見られるのだと受け止めてください。しかしながら、その中に、全くオカルト臭がないかと言えば、 そこを理解して初めて、オカルト臭が漂ってくる。重く捉えるな。受け止めすぎると、あなたは未来の自分の可能性を、自分の思い込みでつぶすこととなる。



朋

簡単にしたら、人間、信長型・秀吉型・家康型で終わってしまう（苦笑）




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